傘をさし続ける男・・・ |
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〜最終章『希望』〜 |
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〜既に希望のルーレットは廻りだした。 ボクはそれを受け止める事が出来るのだろうか? どんより雲の隙間から後光が射すとき一体僕等は何を見るのだろうか? 言葉が意味を持たなく成った時、僕等は真実を見付ける事が出来るのだろか? 傘はもう要らない。何故なら雨がボクの全てを溶かすから。 だからキミは例え明日が来なくても小さな庭に花を植えて欲しいんだ。 ボクはその愛の花に栄養を与え続けるから。 ボクはここに居るよ、例えキミにボクが見えなかったとしても。 不安な時は目を瞑ってごらん、きっとボクを感じることが出来るから。 ボクはキミの為にその全ての罰を受けよう。だからキミは誇り高く生きていって ボクはどんな人混みの中でもキミを探し出そう。 何故なら僕等は永遠に結ばれる運命なのだから。キミは幸せかい? 雲の隙間から希望の光が舞い降りてくるその時まで、 きっと希望の光は僕等の小さな愛に必ず降り注ぐから。 キミは幸せかい? ボクは幸せだよ。 雨は止んだ、ノアの箱船は一体何処に向かっているの? 真実はきっとキミを救うだろう。真実の愛はキミをきっと救うだろう。 それが運命、僕等は生まれながらにして、その運命の希望の光を求める、 キミは幸せかい? ボクはその全てを受け止めよう。 ボクが出来る最後の願い、それがボクの生まれた意味なのだから。 キミは幸せかい? ボクはこれから幸せを見付けるつもりです。 何故ならそれがこの世に残されたそれがボクの最後の希望なのだから・・・〜 |