闘病日記(新潟信愛病院編)

2003 7/1


2003年7月1日(火曜日)
今日は好きな人にこの病院からの最後の手紙を書いた。 詩も一緒に書いてけれど、
処方線が強くなっているので頭が冴えていないので、あまり良い詩では無いが、
一晩中考えて書いた詩だった。それと今日は完全なる私事なのだけれども誕生日なんです。

 もう32歳です、それも誰の知らない病院で迎えてしまいました、
ケーキにロウソクを立てる代わりに線香を立てたい気分です。
でも好きなあの子からおめでとうメールが来ました。とっても嬉しいです。
ちなみに片想いだけれども・・・。

 今日午前中にレクレーションみたいのがあってカラオケを歌いました。
僕はへロヘロ状態だったので歌いたく無かったのですが、
みんなが尾崎豊のI LOVE YOUを歌って欲しいと言ことで仕方なく歌いました。
アイ〜ラブ〜ユウ〜〜〜。

 本当にへロヘロI LOVE YOUでした。
それと病院の中で仲が良くなった人が誕生日と言う事でジュースをおごってくれました。
基本的に病院内では物の貸し借りや物やお金をあげる事は厳禁なんですが、
もらえるものなら規則なんて破ります。それがルールと言うモノです。
あ今日2003年7月1日は誕生日だなんて浮かれていられません。なんとタバコの値段が上がります。
それも一本1円。確か一本一円だよね。
でも何故、セブンスターは30円も上がるの? どうしてなの小泉さん?
売れ筋のタバコだけ多めに値上げなんて許せないホントもうタバコ吸うの止めようかな。
なんて思ってもタバコを止められら無い意志の弱いオイラなのさ。まあ今日は誕生日なので許す。

 それよりもっと良い事があった。好きな女の子から手紙が入院中の僕宛に来た。
それもプリクラで撮ったと言う写真付きで、多分今までの誕生日の中で一番嬉しい誕生日だろう。
早速その写真を携帯のカメラで撮って、デジカメで撮って、写真自体は財布の中に大切にしまった。
ありがとう○○ちゃん。大好きです○○ちゃん。こんなに嬉しい誕生日に感謝する僕でした。

〜今日また一歩大人になった けれど本当の僕の心は子供のまま
子供のままの純粋な気持ちで君を愛す
 君は綺麗で素敵で格好良い
 それに比べて僕は惨めで汚くて不細工
 それでも そんな僕でも君を大切に想う気持ちは誰にも負けない
 誰にも絶対に負けない・・・〜