悲しいLOVE SONGはもう歌いたくない



もう悲しいLOVE SONGは書きたくも ましてや歌いたくも無い
出来る事なら幸せに満ち溢れているような詩(うた)を僕は歌いたい
伝えて行く大切なコト 生きて行く上で必要なコト
もしもそんなモノが愛ならば きっと僕は哲学の良き理解者だね

もう悲しいLOVE SONGは書きたくも ましてや歌いたくも無い
そんな悲しいLOVE SONGはこの街では吐いて捨てる程あるじゃないか
伝えて行く大切なモノ 生きて行く上で必要なモノ
もしもそんなコトが愛ならば きっと僕は文学の良き理解者だね

けれど僕には語れる愛が無い 自慢出来る愛も無い
せめて軍実に無いのなら 作品の中 夢の中にそれを求めていくし術が無い
けれど僕の想像力だけじゃ彼女を力一杯この僕の腕に抱き締める事が出来ない
悲しいけれど 僕の想像力じゃ 彼女の温もりを感じる事が出来ない
でも彼女が好きなんだ それだけは誰にも何に対しても譲れない
だけど彼女を強引には奪えない
だから僕はまた一つ悲しいLOVE SONGを作ってしまう

悲しい歌詞の 悲しいメロディーの 悲しいLOVE SONG

でも本当の僕は
もう悲しいLOVE SONGは書きたくも ましてや歌いたくは無い
誰もがそれを見たり聞いたりして幸せを感じられるモノだけを純粋に作りたい
伝えて行く大切なモノ 生きて行く上で大切なコト
もしもそんなモノやコトが愛ならば きっと僕は宗教学の良き理解者だね

見返りの無い愛など生物界には存在しないと言う生物学者には逆らっちまうけど

でも僕はもう既に見返りなんて求めていない 報われない愛 叶わぬ恋
そんな事は僕にとっては今はもうどうだってイイ事
ただ僕はね この僕は出来ればもう悲しいLOVE SONGって奴を作りたく無いし
ましてやもうこれ以上悲しく切ないLOVE SONGを歌いたくなんて無いと思ったと言う
純粋にただそれだけの事なのさ・・・

 

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