シンデレラ



君は貧しさと言う名の不自由な暮らしから 自由の世界へと言う階段を駆け上がる
シンデレラ
僕は白馬に乗った王子では無いけれど きっといつか黒のオンボロスポーツカーで 
君を迎えに行くよ
君の足にピッタリ合ったガラスの靴を握り締め

君は苦しさと言う名の不自由な暮らしから 自由な世界へと飛び出す 
シンデレラ
僕はカボチャの馬車を作れる魔法使いでは無いけれど 
もしかしたら真っ赤な最新型のスポーツカーで 君を迎えに行くよ
君の心に合った純粋なガラスのハートをこの胸に

今の僕には君を幸せにするモノは何も無いし 君の為にしてあげる事も 
何一つ無いけど でもいつかきっと君の為に イヤ君と僕の為に 
幸せになれるモノ きっと見つけ出し そしてきっといつの日か 
二人が幸せになれる為に必ず 君を迎えに行くから

君は淋しさと言う名の不自由な世界から 幸せと言う名の自由な世界へと走り出す 
シンデレラ
僕は王子でも魔法使いでも何でも無いけど 君を素足でもきっと迎えに行くよ
君にピッタリの男になって

この僕にとっての君はシンデレラ
今の僕はシンデレラの君にとっては何者でも無いけど 
きっといつの日か 君を守り そして君を幸せへと導ける王子となって
きっと君を迎えに行くから

だから君だけは 
その幸せへと続く人生の階段を踏み外さないでね・・・

PS.
「人生の階段を踏み外さないでね」は「自分自身に負けないで」と言う意味です。
Kazuhiko Saito

 

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