思い出と言う名の宝物



今まで僕はただがむしゃらに生きて来た 
けれど急ぎ過ぎたそんな生き方では
手に入れるモノよりも 失うモノの方が限りなく多く感じた
時には心と体をズサズサに引き裂かれた事だってあった
けれどふとそんな人生振り返って見れば 自分の歩いて来たその道には
幾つもの・・・思い出と言う名の宝物・・・そんな大切なモノがあった
後悔では無く かと言って喜びでも無いけれど 
だからと言ってそれは大切な僕だけの宝物
散りばめられた夢の欠片を拾い集めれば 
それはとっても大切な思い出と言う名の宝物

今まで俺は形振り構わず泣きながら生きて来た 
けれど多くの涙を流したそんな生き方では
手にしたモノよりも 無闇に捨てちまったモノの方が多かった
時には無理やり奪い取られた夢や愛もあった
けれどふとそんな人生振り返って見れば 自分の歩いて来たこの道には
幾千もの・・・思い出と言う名の宝物・・・そんな大切なモノがあった
無念でも無く かと言って幸福でも無いかも知れないけれど
だけどそれは大切な俺だけの宝物
砕け散った夢の欠片を掻き集めてみれば 
それは立派なる大切な思い出と言う名の宝物

これから先一体そんな大切な思い出を僕は一体幾つ作れるのだろうか?
一体どれだけ多くのそんな大切なモノを僕は築き上げて行けるのだろうか?
けれどそれは今の僕には分からない事 
ましてやきっと十年後の僕にもそれは分からないだろう
けれど今出来る事 そして今やれる事 そんなモノを一生懸命頑張れば
幾つもの思い出と言う名の宝物が きっとまた蓄積され 
沢山沢山この僕の心から生まれ出て来るのだろうよ きっと・・・

今まで俺は無闇に傷付きながら生きて来た 
けれどそんな多くの痛みを感じながらの生き方では
体の傷よりも 心の傷の方が 限りなく痛みを感じた
時に苦痛や激痛を覚えて来た事もあった
けれどふとそんな人生振り返って見れば 自分が信じ突き進んで来たこの道には
限りなく多くの・・・思い出と言う名の宝物・・・そんなモノが咲いていた
失敗では無く けれど成功でも無く 
ましてや過ちでも無ければ 正しさでも無いかも知れない
けれど俺には 少なくともこの俺にとっては 
とってもとっても大切な宝物(思い出)

だから砕け散るその前の 
大きな志を持っいた あの頃の気持ちをもう一度しっかりと この胸に刻み込んで 
俺はこの先また歩き始め そして少しでも多くの幸せと言う名の思い出を
俺がこの世に生きた確かな証としとして この胸に刻み込みながら
この先の人生を俺は歩いて生きて行きたい・・・

 

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