願いが叶うなら・・・


降り続ける雨の中 傘も差さずに佇む君を 僕は一人見付けた
僕が差し出した傘を君は小さくありがとうと僕に言った
君を包み込みたい もしも願いが叶うなら

降り続ける雨の中 傘も差さずに僕等は笑ったね そして夢を見た
僕が冗談を言うと君は小さくクスと微笑んだね
君を楽しませたい もしも願いが叶うのなら

僕等は取り残された子供の様に小さく肩をふるわせていたね 君は君の描いた夢を見ては一粒の涙を零した 僕はそんな彼女に口付けをした 君が救われるようにと

吹き続ける風の中 寒さに凍えた君を 僕は一人見付けた
僕が君を抱きしめると君はごめんねと僕に言った
君を守りたい もしも願いが叶うなら

吹き続ける風の中 服を脱ぎ捨てて僕等は笑ったね そして愛を知った
僕が言う言葉は全て風になって空に消えたね
君を幸せにしたい もしも願いが叶うなら

僕等はたった一つ飛ばされた風船の様に自由だったね  僕は僕が描いた夢を見てはそれを壊した 彼女はそんな僕に口付けをした 僕が救われるようにと

言葉なんて意味を持たないから 温もりなんていつでも消えてしまいそうだから
信じる事が怖いこと沢山あった だけど信じていたから 君と出会えた
これからの人生君と一緒に歩きたい もしも願いが叶うなら
これからの人生君を心から愛したい もしも願いが叶うなら
もしも願いが叶うなら・・・