君と言う名の面影


君が居なくなった僕の生活は まるで失意のどん底の様な生活さ

煌びやかな町並みも 広大な自然も
君無しではまるで無意味な虚像の固まりの様さ

君は何故そんなにまで遠くに僕の手も握らずに一人で行こうとしているの?
今の僕には君と言う存在が大き過ぎた
だから僕は君の居ないこの街で 君と言う名の面影を探すだろう

全てを捨てても良かった 全てを失っても良かった 君さえ居てくれれば

でも僕はそんな大切な君すら失った

僕自身のせいで・・・

求めるものが多すぎたのかもしれない
委ねるものが多すぎたのかもしれない
依存しすぎて君に甘えすぎたのかもしれないね

だからごめんね

君は君の人生を歩んで欲しい 君自身の幸せの為に

僕は君を守り 支えたかったけれど
たまたま別々の答えが同じだと思っただけなんだよね

君はきっとその事を知っていたんだろうね

今は僕が君にあげられるモノは何もないけれど
いつか君と言う人間を愛したと言う確かな愛を手にいれ
そして育んでみせよう

だから僕は君が居なくなったこの街で君と言う名の面影を永遠に探すだろう

確かな愛の証に 僕は探し続けよう

例え今は絡まった赤い糸だとしても 一つ一つを解いて
そしてその答えを見付けたい

誰も知らないこの街角で 誰も知らない君と言う名の面影を探したい

だってもう本物の君は僕の知らない世界に行ってしまったのだから・・・

 

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