夕べ僕は眠れずに 死 と言うモノと戦った もうだいぶ昔から戦っていた
確かに生は死の始まりだとしても結局死は死で何処にも続きやしない
何処かの誰かが言っていたけれど 死ぬ事は簡単だけど
死なれるのは簡単にはいかないと・・・
分かっているさ 何もかも 誰もかも
けれど正論はこの世では曲論に変ってしまう事もある
自分のこの世の存在理由が分からなくなった時
こんな言葉を僕が言っていた事を思い出して欲しい
「君はただ生きる事で何処かの誰かを救っていると言う事を
そして人は皆 根底で繋がっていると言う事を
もしも君が自分なんてこの世に存在理由が無いと思ってるのなら
僕の存在理由を考えてごらん
君が居るからこそ僕と言う人間が初めてこの世の中に意味が生まれるのだから
君も僕も同じ事 だって僕等は同じ人間と言う生き物なのだから」
こんな言葉が君達を救っているとは思えないのかもしれない
けれど僕は救われた
勿論これから先こんな僕でさえ自ら命を落としてしまいそうになるかもしれない
けれど僕は負け犬になんてなりたくない
だから僕は最後まで死魔（しま）と戦ってみせるさ
だから今死のうと思う全ての人達へ 最後まで全力で戦って欲しい
もしもそれでも負けて惨めな死に方をしたとしても
僕はそんな君を地獄の底から天国へと導いてあげるよ
仮にそれで神を裏切り 閻魔大王に逆らったとしてもね
本当に君が全力で戦って敗れたのならば・・・
今の僕は確かに堕天使かもしれない
けれどきっとあの世では全力で戦った君を天国へと導く天使になれるから・・・
だから輝かしく胸を張って死ねるように今を全力で生きること
・・・生きること・・・生きること・・・生きること・・・
僕は自分の中で誓ったある約束が破れない限り 自ら命を絶つ事は絶対にしないと
心から誓います
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