痛み

 


俺は心の痛みを感じる
体で感じるぜ本当の心を 誰も俺を救えやしないさ
だって俺は孤独な詩人なのだから

だから誰も愛せやしないさこんな矛盾だらけの世界じゃ
まともになんてやってられない 正直者だけが裁かれる世の中なのさ

だから俺は叫んでいる 心の痛みを感じながら 
ドラッグをしこたま買い込んで
一気に飲み干せば少しはまともに成れるかもな

祈りなんて意味が無い 調和の中で飲み干すメディセン
逃れたいのに はみ出して行く日常
心だけの痛みだけが汚(けが)れちまった証

悲しみも喜びも分かり合えなどしないのさ
この孤独に縛られたシステムの中では
幻覚 幻聴 妄想 全ては俺の汚(けが)れちまった心の痛み
胸を切りつける痛みなんて心の痛みに比べればまだましさ

だから誰も気付かない 本当の心を 痛みの中の痛みを 
感じない奴はイカサマさ 自分を偽り自分を捨てちまった証さ

だから俺は痛みの中を走り続ける
だってそれが俺の汚(けが)れちまった心の痛みなのだから・・・