痛み

 

心が痛みます 何故だか心が痛みます 処方箋を飲んでも痛みは治まりません
僕は人と出合う度に心が痛むのです。ナイフで身体の痛みが心の痛みを増すまで自分を傷付けます
だけど身体の痛みは一瞬だけに比べて 心の痛みはずっと取れません
何度も何度も息を止めてみたけれど 何度も何度も身体を傷付けたけれど
それでも心の痛みが治りません  ああ神様教えて下さい
この心の痛みは何処から来るのですか? そしてどうすれば治ると言うのですか?
きっと僕が偽りを覚えた時からこの痛みは現れたんだろうか?
そして真実に向かって歩けば歩く程痛みは増して行くんだ それは分かっている事なんだ

けれど僕はもう偽る事なんて出来ない だから僕はこの痛みを背負ったまま生きてくよ
だからごめんなさい 僕は痛みを感じながらしか生きていけない人間なんです
だからごめんなさい 君の事を最後まで見守る事が出来なくて
だからごめんなさい あともう少しで僕は旅立つかもしれません
けれどそれは運命だと思って下さい
そして最後にごめんなさい先立つ不幸をお許し下さい・・・

※ 注 ※

最後に先立つ不幸をお許し下さいと表現しているがこの詩は遺書ではありませんので
分かって下さい。これは病気の酷かった時に書いた作品です。取り合えず今は平気です。